2012年8月7日火曜日

あの吉原を訪ねて

浅草駅からぶらり徒歩20分。

江戸幕府公認の遊郭、吉原。
現在、その地には当時を感じさせる何が残っているのだろうか?

シネマ歌舞伎スタッフが吉原の“いま”を紹介します!



吉原大門の交差点

①思わず振り返る男心!“見返り柳”

遊郭を訪れ、楽しく遊び「さぁ帰ろう」と帰る人々が
名残惜しさに後ろ髪を引かれ、吉原振り返るスポットがあります。
それがこの“見返り柳”です。

見上げてみました!
  説明書きによると、京都の島原遊郭の門口にあった柳を模したといわれているそうです。

②ここから吉原のメインストリート、“よし原大門”
かつて吉原大門があった場所付近には、道の両脇に柱が立っていました。


今はこの柱が残るのみ…

③幸せを祈る女性へのご利益、“吉原神社”
かつて遊郭の四隅に祀られていた四稲荷社と、地主神である玄徳稲荷社を合祀しして創建。

浅草七福神の一つ、財弁天も祀る
今でも幸せを祈る女性へご利益があると評判です。
一度訪れてみてはいかがでしょうか?



歌舞伎演目のモデルとなった地を訪れるのもおもしろいものですね!
「ここを次郎左衛門が歩いたのかぁ」と想像すると、なんだかシネマ歌舞伎も一味違う見方ができそうです!

『かごつるべ』が公開する秋の涼しい時期にぜひ訪れてみてください。