歌舞伎の小道具を扱う、藤浪小道具株式会社に行ってきました!
作品のタイトルにもなっている妖刀にはこんなヒミツがあったのです。
実際に使用された“籠釣瓶” |
①なぜ妖刀“籠釣瓶”っていうの?
そのよく斬れるところから、「水も溜らず斬れる」というのが“籠釣瓶”の由縁とされています。籠でできた釣瓶は、すぐに水が漏れてしまいます。その素早さを切れ味として表現されているのですね!
“籠釣瓶”の鍔(つば) |
②“籠釣瓶”はずっしり重い!
芝居用の刀は通常、樫の木に漆を塗り、薄い金物の箔を貼っています。しかし、この“籠釣瓶”…実は刃を潰した本身(ほんみ、つまり真剣)なのです!
“籠釣瓶”の切先 |
蝋燭の炎を映すあの輝きは、やはり本物の輝きなのですね!
妖刀“籠釣瓶”を操る次郎左衛門の演技に注目です!
藤浪小道具さん、ありがとうございました!