歌舞伎の中でも一段と豪華で華やかな花魁の衣裳。
「かごつるべ」では、桜が満開の吉原仲之町で、吉原一の花魁“八ツ橋”を筆頭に、絢爛豪華な花魁道中が繰り広げられます♪
衣裳の中でも特徴的なのが、花魁が道中で締める“俎板(まないた)帯”。(左写真)
俎板のように、帯を広げたまま前に垂らすことから名付けられています。
“八ツ橋”の帯には、名前にちなんで“八ツ橋”に杜若(かきつばた)の花の縫い取りが鮮やかにほどこされ、その上には、まるで羽のように蝶々模様の飾りがついています。
1つ1つの刺繍のモチーフが立体的で大きく、遠くの客席からでもひと目でわかるように工夫されています。
俎板のように、帯を広げたまま前に垂らすことから名付けられています。
“八ツ橋”の帯には、名前にちなんで“八ツ橋”に杜若(かきつばた)の花の縫い取りが鮮やかにほどこされ、その上には、まるで羽のように蝶々模様の飾りがついています。
1つ1つの刺繍のモチーフが立体的で大きく、遠くの客席からでもひと目でわかるように工夫されています。
「赤縮緬と萌木別珍御簾縫い共裾薬玉付掛け」
(C)岡本隆史
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華やかな薬玉が付いた裲襠(うちかけ)は、花魁道中に着る道中着。(右写真)
道中着には裾に真綿を入れて膨らませた“ふき”という部分があるのが特徴です。
京都・南座では、今年の5月・6月に「玉三郎“美”の世界展」が開催され、
“八ツ橋”の衣裳も展示されました。
京都・南座では、今年の5月・6月に「玉三郎“美”の世界展」が開催され、
“八ツ橋”の衣裳も展示されました。
絢爛豪華な衣裳は、訪れた方々の目をまさに釘付けに・・・!
オペラグラスなしで細部までじっくりとご覧いただける映画館の大スクリーン。
ぜひ衣裳にも注目してご覧ください♪
◆花魁の衣裳は重さは!?驚きの真相は次回・・・!