山形県鶴岡市は、最近では映画の撮影を多く行っている映画の街でもあります。米アカデミーで外国語映画賞をとった「おくりびと」では、鶴岡を含む庄内地方の豊かな景色、少しレトロな街並みが印象的でしたね。
そんな鶴岡に2010年にオープンした新しい映画館”まちキネ”は、実は昭和初期の繊維工場を使っためずらしい建物です。世界的な建築デザインの「リーフ賞」の最終選考まで残り、優れた改修建築に贈られる「BERCA賞」など、高い評価をされている映画館です。
工場をつかった映画館
ロゴがとってもかわいいです。
木造の構造をいかした建物は、天井から光のさす温かい空間。ロビーは憩いの場で、私がおじゃました時には、たまたまピアノで演奏が行われていて、木材の壁に反響した音が、胸に響きました。
また、天井がきまっている建物であったため、シアター部分は地面を掘って客席に段を作ったそうです。とてもめずらしい構造ですね。
明るいロビー |
階段を下りていくと、地中に入っていくイメージ。 |
素敵な建物、豊かな自然、映画ロケ地めぐり、
秋の旅行に、鶴岡を訪ねて「かごつるべ」を見てはいかがでしょうか。
鶴岡まちなかキネマ HP
http://www.machikine.co.jp/index.html
鶴岡映画ロケ地ガイド
http://www.tsuruokakanko.com/movie/index.html