2012年8月20日月曜日

どこまでわかる? かごつるべクイズ

生きた歴史のタイムカプセルを開けよう 《歌舞伎検定》

第四回歌舞伎検定の申し込みが始まりました。
検定に挑戦しながら歌舞伎をより楽しむ知識を増やしませんか。
1級から4級まで実施される今回の歌舞伎検定、公式ホームページから「かごつるべ」に関連する問題を少しご紹介します。
まずは、自分の歌舞伎レベルをチェックしてみましょう!

2級の想定問題です。


ブログ読者の皆様はおわかりですね。
正解は・・・?

もちろん、 〔4〕
以前の記事でご紹介しました。
http://kagotsurube.blogspot.jp/2012/07/blog-post.html


4級想定問題です。

☆『壇浦兜軍記 阿古屋』の傾城阿古屋がしめる、前に大きく下がる帯を何と呼ぶでしょう。
  [1]なごや帯  [2]俎帯  [3]縫帯  [4]傾城帯
2級の問題文に出てしまいましたが、
傾城阿古屋は、八ッ橋と同じ遊女の最高位です。ということは・・・
正解は、〔2〕の俎帯(まないたおび) 


ここで、最難題の1級想定問題です。

☆遊女が締める帯はどれでしょう。
  [1]鮟鱇帯  [2]抱え帯  [3]振り下げ  [4]柳

豪華な刺繍の俎帯に注目が集まりますが、俎帯をずっと締めていたわけではありません。苦しくて生活できませんから、普段着とし〔1〕の鮟鱇帯(あんこうおび)を締めていました。


いかがでしたか?1級は、やはり難しいですね。
公式HPでは、このほかにもたくさんの想定問題と過去問題が掲載されています。
これを読んだだけでも、「そうだったのか!」「こんな歴史や事件から歌舞伎は発達したのか」と大満足の内容です。
ぜひ、ゲーム感覚で挑戦してみてください。
本番の検定は、11月4日に実施されます。受付は、9月30日までです。

松竹歌舞伎検定の公式ホームページはこちら
http://kabuki-kentei.jp/

想定問題のページはこちら
http://kabuki-kentei.jp/exam.html